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(コルラ)、民豊(ニア)、和田(ホータン)、喀什(カシュガル)、塔什庫爾干塔吉克(タシコルガンタジク)、4,000m登って紅其拉甫達板(フンジラブタバン)の国境の町まで達する。諸古代都市、監視所跡、その他の文化遺跡がシルクロードに沿って散在している。新彊ウイグル自治区に住んでいる様々な民族は、異なる歴史と文化背景を持ち、異なる宗教を守り、特徴ある言語と文字、音楽、舞踊、習慣、伝統を維持している。
鉄道は旅行のもう一つの手段である。最近、北京から西安、嘉峪関、敦煌、吐魯番をぬけ、阿拉山口から中国を出て、アルマアタ、クシュケントに向かうオリエント急行(マルコ・ポーロ列車)が走り始めた。毎年4,000人以上のイギリス、フランス、ドイツ、アメリカ合衆国、日本などからの観光客がシルクロードを鉄道で旅行する。この会議の後、参加者の方々の幾人かはこのオリエント急行に乗ってシルクロードの中国地域を実地に旅行されることであろう。
シルクロードは文化観光商品以外のものがある。更に言えば、エコ・ツーリズム、冒険、ハンクライダー、登山、バイク・ラリーが全て企画できる。過去数年に渡り、新彊ウイグル自治区はエコ・ツーリズム、アドベンチャー・ツーリズム商品を開発、売り出し、その常連客はほとんどがヨーロッパ、アメリカ合衆国からの中高年層で占められ、新彊ウイグル自治区での平均滞在日数は18から20日であり、長期では60日間に及ぶ。こういった観光商品は観光客にとても好評で、また旅行代理店も通常の観光より多く経済的利益を得ることができる。

 

? 多国間協力についてこコメント
シルクロードは7,000Km以上に渡っており、昔から一回の旅行で端から端までの全行程を踏破する人は少なかった。現代の観光客は、短期間の旅行を何回もするという傾向がある。需要に答えるために、シルクロードの多国間観光商品は、第三国からの観光客を惹きつけるべく、近隣諸国との組み合わせに焦点を当てるべきである。
アクセスを考えると、多国間の組み合わせは、飛行機、国道、鉄道が使用できる。例えば、飛行機の乗り継ぎでは、中国からパキスタン、ウズベキスタン、イラン、ロシア、キルギスタン間の直行便があり、中国の玄関都市である烏魯木斉からモスクワ、ニュー・シベリア(ノヴォシビルスク)、クシュケント、イスラマバードヘの直行便は、シルクロードの組み合わせ観光商品にとって特に重要である。近隣諸国をつなぐ中国の玄関都市の殆どは、新彊ウイグル自治区にあり、紅其拉甫達板からパキスタン、霞爾果断口岸(ゴルガスコウガン)からキルギスタン、紅其拉甫達板からカザフスタンをつなぐ前述の全ての都市は、入国管理、税関、検疫所、検問所、国際郵便局、両替所、輸送機関の駅を備えている。また、観光客はモスクワから烏魯木奇問を鉄道に乗って諸国横断もできるし、中国とカザフスタン間の旅客と貨物の鉄道の乗り換え駅であり、第二のユーラシア大陸橋の中国の入り口でもある阿拉山口から出たり入ったりすることもできる。
多国間の組み合わせのための調整の仕事は、関係諸国の観光当局が行うべきである。

例えば:
*民間航空路線開発のため国内の関係機関との調整を行う。例えば、中国は第三国から観光客を惹きつけ、シルクロードの両端(西安からイスタンブール)を訪れるようトルコと協力し合うことができる。しかし、現在両国間をつなぐ便がなく、第三国が旅行日程に組み入れられたら、その日程では時間がかかり費用が高くなる筈なので、商品販売が更に困難になるであろう。
*出入国の手続きの簡略化のため、国内の関係機関との調整を行う。現在、観光商品がカ

 

 

 

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